不動産投資でよく聞く「利回り」って何ですか?

利回りがよくわかりません

名古屋市熱田区在住 年齢:50代 性別:男性
定年を間近に控え資産運用をすることを考えていたところ「アパート経営」をしないかと勧誘を受けました。

私は肉親から遺産相続として受け取っていた土地がありましたので、それをただ遊ばせておくよりもアパートを作って資産運用していけば定期的に収入を得ることができるという理屈です。

しかしながらいろいろとアパート経営について調べていますと成功例ばかりでなく失敗をして借金を抱えることになったという事例も多く見かけます。

私を勧誘した人は私の土地にある物件を作った倍の利回りはあるから大丈夫といったことを説明するのですが、私自身が不動産投資に詳しくないこともあり、その利回りがどの程度信用できるかどうかがわかりません。

結局のところ不動産投資における利回りというのはいくら位が相場なのでしょうか?

利回りがプラスになっていればそれだけで将来的に不安なく生活をしていくことができるのでしょうか?

利回りを強調する会社はあやしいかもです

by匿名希望さん 年齢:30代 性別:男性
不動産投資を頻繁に進める営業マンがよく使っているのが「利回り」です。

アパート経営など賃貸物件における利回りの計算方法は、「物件が満室になった時の家賃収入」を「不動産購入価格」で割った数で出されます。

つまり所有しているアパートが常に満室で運営されている時にプラスになることができるかということだけがピックアップされるので、一般的な新築物件では8~10%くらいとして出されることがよくあります。

持っているだけで年間10%の利回りが出ると言われるととてもお得なように感じますが、実際にはこの数字がいくらよくても実際には赤字経営になってしまう物件もかなり多くあります。

中には最初の利回り計算が15~20%のような非常に高い利回りを提示する物件もあったりするのですが、実際に建築をしてからの現金の利回りはわずか2~3%になってしまうということも珍しくありません。

利回りが少なくても物件を建築してから数十年は住宅ローンとして金融機関に支払いをしなければいけませんので、オーナーが持ち出しでその赤字分を埋めることになります。

また不動産の場合には不動産購入代金だけでなく、他に高低資産税などの税金や、管理のために雇う人の人件費、その他管理手数料といったような複数の経費がかかります。

ですので利回りの数字ではなく、キャッシュフロー(ROI)がきちんと高水準になるかとうかということの方が何倍も大事になります。

もし現在不動産会社からの勧誘を受けているということなら、あまりにも利回りばかりを強調する会社はあやしいと思った方がよいかもしれません。

よりきちんとした計画を持って運営をしていきたいなら、実際に建築をした場合の税金の計算や諸経費についても概算ができる企業をパートナーとして見つけるようにしていきましょう。